WebSailing NX 120.1
WebSailing NX 120.1.8763.30595 (Hiei)
バージョン¶
- WebSailing NX 120.1.8763.30595 (Hiei)
- WSPlugin 1.1.8722.38740
- CEF r120.1.10+g3ce3184+chromium-120.0.6099.129
- Chromium 120.0.6099.129
- AliceSister 3.0.2312.1003
- WS00281 更新 (OTA発動)
- 2023年12月29日 リリース
Microsoft Visual C++ 2019再頒布可能パッケージが必要
このバージョンのWebSailingの実行には、最低でもVC++ 2019が必要です。また、より上位のバージョンは後方互換性があります。x64版とx86版がWSOFTダウンロードセンターからダウンロードできます。
ダウンロード¶
変更内容¶
- Chromiumコンポーネントを、Chromium 120.0.6099.129へ更新
- AliceScriptの実装を、AliceSister 3.0.2312.1003へ更新
セキュリティ更新
このリリースは、重要なセキュリティ更新を含んでいます。 これには、ゼロデイ脆弱性であるCVE-2023-7024に対応する修正を含みます。
Alice3.0と破壊的変更
このリリースは、AliceScriptの更新を含んでいます。 Alice3.0への更新によって発生する破壊的変更については、互換性に影響を与える変更点を参照してください。
サポートの終了する環境
WebSailingNX110以降のバージョンでは、Windows 7/8/8.1とWindowsServer 2012 2012R2のサポートはされません。詳しく知るには、サポート終了に関する記事を参照してください。
このリリースについて
- 著作権管理システムである
Widevine CDM
が実行時に自動的にダウンロードされるようになりました。 - 2019年6月以降、GoogleはWebSailingNXからGoogleサービスへのログインをブロックします。これには、Gmail、Googleドライブ、Googleドキュメントも含まれます。詳細については、Googleの記事を参照してください。
- ライセンスの問題により、WebSailingNXはH264/AACなどのコーデックをサポートしておらず、Netflix、X(Twitter)、Instagram、Facebook、Spotify、AppleMusicなどのサイトではビデオやオーディオを再生できない可能性があります。WebSailingNXは
MP3
オーディオとMP4
ビデオをサポートしていません。 - Chromiumはポップアップの表示時にツールバーを表示するかを通知しないようになりました。ポップアップのツールバー表示/非表示は
Navigator/Tabs/Popup/ToolBar
の値で変更できます。 - WebSailingNXは、Chromiumユーザーデータのパスを指定しないようになりました。
- この更新には、WSPluginのアップグレードを含みます。このバージョン以降に向けて公開された拡張機能は、以前のWebSailingでは動作しない可能性があります。
既知の不具合
- NTLM認証が正しく機能しない問題。これは
CEF
の問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。 - WebSailingNXがユーザーディレクトリにDownloadsディレクトリを強制作成する問題。これは
CEF
の問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。 - Windows 10 Anniversaryで実行中に特定のキーの組み合わせを押すとフリーズする問題。
window.focus()
がポップアップウィンドウを前面に表示しない問題。これはCEF
の問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。- Windows 10でスリープから復帰時にクラッシュする問題。これは
CEF
の問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。 - アドレスバーでCtrlキーを使用するショートカットが使用できない問題。
- その他の既知の不具合についてはCEFのBitBucketページも参照してください。
このリリースの導入方法¶
WebSailing Updateを使用して更新する¶
- 「WebSailingの設定」を開きます。
- 設定メニューから「更新」を選択します。
- 更新内容を確認して、「更新」をクリックします。
WebSailing Updateを使用して更新する方法について詳しく知るには、WebSailing Updateを使って最新のWebSailingを導入するを参照してください。
WebSailing Updateを使用して手動で更新する¶
- このページの「ダウンロード」ボタンをクリックするか、WSOFTダウンロードセンターで、このリリースの更新番号(WSから始まる番号)を検索します。
- ダウンロードページの、「ダウンロード」ボタンをクリックして、Zipファイルをダウンロードします。
- 「WebSailingの設定」を開きます。
- 設定メニューから「更新」を選択します。
- 「Zipファイルを使って更新」をクリックし、ダウンロードしたZipファイルを選択します。
手動で更新する¶
- このページの「ダウンロード」ボタンをクリックするか、WSOFTダウンロードセンターで、このリリースの更新番号(WSから始まる番号)を検索します。
- ダウンロードページの、「ダウンロード」ボタンをクリックして、Zipファイルをダウンロードします。
- WebSailingがすでに起動している場合、すべて終了します。
- WebSailingがインストールされているディレクトリ内の、Pluginディレクトリおよびapp.wsconfファイルを除くすべてのファイルとディレクトリを削除します。
- WebSailingがインストールされているパスに、ダウンロードしたZipファイルを解凍します。