file_replace
指定したファイルを別のファイルの内容で置き換えます
定義¶
名前空間: Alice.IO
アセンブリ: Losetta.Runtime.dll
ソースコード: Alice.IO.cs
file_replace(string,string,string)¶
指定したファイルを別のファイルの内容で置き換えます。
namespace Alice.IO;
public void file_replace(string source,string destination,string backup);
引数 | |
---|---|
source |
置き換えるファイルへのパス |
destination |
置き換えられるファイルへのパス |
backup |
バックアップファイルへのパス |
file_replace(string,string,string,bool)¶
指定したファイルを別のファイルの内容で置き換えます。
namespace Alice.IO;
public void file_replace(string source,string destination,string backup,bool ignoreMetadataErrors);
引数 | |
---|---|
source |
置き換えるファイルへのパス |
destination |
置き換えられるファイルへのパス |
backup |
バックアップファイルへのパス |
ignoreMetadataErrors |
置き換え元のファイルから置き換え先ファイルへのマージエラーを無視する場合はtrue 、それ以外の場合はfalse 。 |
対応 | |
---|---|
AliceScript | 3.0、4 |
AliceSister | 3.0、4 |
Losetta | 0.10、0.11 |
説明¶
ファイルの置換とは、コンピューター上でファイルを別のファイルの内容で置き換える操作のことです。たとえば、master.txt
とedit.txt
があったとき、edit.txt
の内容をmaster.txt
で置き換えるということです。backup
を指定すると、置換前のmaster.txt
の内容を別のファイルにバックアップできます。つまりこの関数は、master.txt
をバックアップファイルに移動してから、edit.txt
をmaster.txt
に移動するのとほぼ同じ動作をします。
この操作では、source
とdestination
両方のファイルが存在する必要があります。
また、source
とdestination
、backup
はすべて同じディスクおよびボリュームに存在する必要があります。
パスの大文字と小文字の区別は、環境およびファイルシステムに依存します。たとえば、NTFSでは大文字と小文字は区別されませんが、LFSでは大文字と小文字が区別されます。
backup
にすでにファイルが存在する場合、destination
の内容で上書きされます。
source
やdestination
には、相対パスと絶対パスのどちらを指定することもできます。
相対パスを指定した場合、カレントディレクトリからの相対パスとして解釈します。
例¶
次の例では、edit.txt
で行った編集をmaster.txt
に反映します。
また、編集前のデータをbackup.txt
にバックアップします。