file_decrypt

指定したファイルを復号されたコピーを別の場所に作成します。


taiseiue | 2021-07-28

定義

名前空間: Alice.IO
アセンブリ: Losetta.Runtime.dll
ソースコード: Alice.IO.cs

注意事項

この関数は、時代遅れで安全ではないアルゴリズムを使用しています。 この関数は互換性維持のために残されていますが、file_read_decryptを使用することを強く推奨します。

パスワードの保存場所

パスワードをスクリプト上に直接記述しないでください。 AlicePackageでも、攻撃者が簡単にソースコードを読むことができるため危険です。

file_decrypt(string,string,string)

指定した暗号化されたファイルをAES-128-CBC-SHA-1復号されたコピーを別の場所に作成します。 destinationにファイルがすでに存在する場合は先頭から上書きします。

AliceScript
namespace Alice.IO;
public void file_decrypt(string source, string destination, string password);
引数
source コピー元のファイルへのパス
destination コピー先のファイルへのパス
password 復号に使用するパスワード

対応
AliceScript RC1、RC2、GM、2.0、2.1、2.2、2.3、3.0、4
AliceSister GM、2.0、2.1、2.2、2.3、3.0、4
Losetta 0.8、0.9、0.10、0.11

説明

sourcedestinationには、相対パスと絶対パスのどちらを指定することもできます。 相対パスを指定した場合、カレントディレクトリからの相対パスとして解釈します。 パスの大文字と小文字の区別は、環境およびファイルシステムに依存します。たとえば、NTFSでは大文字と小文字は区別されませんが、LFSでは大文字と小文字が区別されます。

コピー元のファイルの属性は、コピー先には引き継がれません。

file_encryptを使って暗号化したファイルは、この関数を使って復号できます。

次の例では、test2.txtの復号されたコピーをtest3.txtにコピーします。

AliceScript
using Alice.IO;

file_decrypt("test1.txt","test2.txt","password");