math_atan

タンジェントが指定した数となる角度を返します。


taiseiue | 2025-02-13

定義

名前空間: Alice.Math
アセンブリ: Losetta.Runtime.dll
ソースコード: Alice.Math.cs

math_atan(number)

タンジェント(正接)が指定した数となる角度を返します。

AliceScript
namespace Alice.Math;
public number math_atan(number value);
引数
value タンジェントを表す値。
戻り値
number 弧度法で\(-\pi/2\leq\theta\leq\pi/2\)の範囲の角度\(\theta\)。ただし、valueNaNの場合はNaN、またvalueNegativeInfinityの場合は\(-\frac{\pi}{2}\)PositiveInfinityの場合は\(\frac{\pi}{2}\)

対応
AliceScript RC1、RC2、GM、2.0、2.1、2.2、2.3、3.0、4
AliceSister GM、2.0、2.1、2.2、2.3、3.0、4
Losetta 0.8、0.9、0.10、0.11

説明

math_atanh()関数は、引数として与えられた数値の逆正接(アークタンジェント)をラジアン単位で返します。

この関数の正の戻り値は、x軸から反時計回りの回転角を表し、負の戻り値は時計回りの回転角を表します。

この関数は、math_atan2とは異なり定点のy座標を考慮しません。そのためこの関数は\(- \frac{\pi}{2} \leq atan(x) \leq \frac{\pi}{2}\)の値をとります。単位円中の座標が必要な場合はmath_atan2を使用してください。

取得した弧度法でのラジアンを角度に変換するには、角度に180 / math_piを乗算します。

この関数は基になる C ランタイムを呼び出します。正確な結果または有効な入力範囲は、オペレーティング システムやアーキテクチャによって異なる場合があります。