math_floor
指定された数の小数点以下を切り捨てた整数を取得します。
定義¶
名前空間: Alice.Math
アセンブリ: Losetta.Runtime.dll
ソースコード: Alice.Math.cs
math_floor(number)¶
指定された数の小数点以下を切り捨てた整数を取得します。
引数 | |
---|---|
value |
切り捨てたい対象の数値 |
戻り値 | |
---|---|
number |
value の整数部 |
対応 | |
---|---|
AliceScript | RC1、RC2、GM、2.0、2.1、2.2、2.3、3.0、4 |
AliceSister | GM、2.0、2.1、2.2、2.3、3.0、4 |
Losetta | 0.8、0.9、0.10、0.11 |
math_floor(number,number)¶
指定された数の指定された小数点以下を切り捨てた整数を取得します。
引数 | |
---|---|
value |
切り捨てる値 |
digits |
戻り値の小数部の桁数。0 以上の整数である必要があります。 |
戻り値 | |
---|---|
number |
value の指定された小数点以下を切り捨てた数。 |
対応 | |
---|---|
AliceScript | 4 |
AliceSister | 4 |
Losetta | 0.11 |
説明¶
value
の値がmath_NaNの場合、この関数はmath_NaNを返します。またvalue
の値がmath_Infinityの場合、この関数もmath_Infinityを返し、value
の値がmath_NegativeInfinityの場合、この関数もmath_NegativeInfinityを返します。
小数部を切り上げたいときはmath_ceilingを、四捨五入したいときはmath_roundを使用してください。
この関数は、IEEE 754 セクション4に従った切り捨てを行います。 これは、一般に「負の無限大向きの丸め」と呼ばれています。
この関数の丸め方は、value
の符号によって異なります。
value
が正の場合、小数部がすべて切り捨てられます。value
が負の場合、小数部が存在する場合は負の無限大方向に丸めます。
この関数の動作はmath_truncateやmath_ceilingとは異なることにご注意ください。
例¶
次の例では、いくつかの数の小数部を切り捨てています。