コンテスト
放送の主な大会
太字の項目が参加しやすいところ。
時期 | 通称 | 名称 | 備考 |
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6月 | Nコン京都 | 京都府高等学校放送コンテスト兼NHK杯全国高校放送コンテスト京都大会 | |
7月 | Nコン全国 | NHK杯全国高校放送コンテスト | Nコン京都で推薦された人・チーム |
8月 | 全総文 | 全国高等学校総合文化祭放送部門 | 近総文で推薦された人・チーム |
11月 | 京総文 | 京都府高等学校総合文化祭放送部門 | |
11月 | 近総文 | 近畿高等学校総合文化祭放送部門 | 京総文で推薦された人・チーム |
放送の大会には、大きく分けて、アナウンス、朗読、番組の3つの部門があります。アナウンス部門は自分で作った原稿を、朗読部門では指定された書籍などの任意の部分を読みます。番組部門は往々にしてボイス部門と映像部門があります。
事前準備
- ついうっかり...を防ぐため、余裕をもって準備する
- 番組は、収録撮影までの予定を組んで、納得した状態で提出できるようにする
- 提出用のCDやDVDは、何度も見直して音や映像を確認する。ファイルでの提出ならパソコンやiPadの複数台で正常に聞けることを確認する。苦労して作っても書き出しにうまくいかないのは日常茶飯事。ある程度のハプニングは予想しておくと、冷静でいられる。
- 読みの原稿は、自分用と提出用の原稿を、予備も含めてなるべく早く準備する。自分用の原稿は行間を開けると書き込みやすくておすすめ。
- 原稿の確認は入念に。直前になって間違いに気づくこともあるので、アナウンスは自分の書いた原稿と、朗読は元の本の箇所とを比較確認して(自分だけで確認するのは不安なので、誰かにも確認してもらう)、絶対に間違いの内容に。特にアナウンスは、原稿自体がぎりぎりに完成する可能性が高いので、周りも協力してあげる。失敗は悔しいからね。
- 権利処理は厳格に。すべてのBGMやロゴ、画像、映像等のメディアの権利元を調べて同意書をとること。また、ネットのフリー素材は使用できない。
- もし、提出後に明らかな入力ミスや変換ミスが見つかった場合はすぐに顧問の先生に相談すること。専門部に相談すれば対応してもらえる可能性がある。
- 読み部門の時間規定違反は2秒以上だと減点、失格の対象となる。時間内に収まるように練習しよう。
- 大会要項を熟読する。締め切りや番組の提出媒体など、全員が必ず確認。
- 大会に何をもっていけば困らないか、全員が把握。分担も決めて、忘れ物がないように!! 個人の原稿、ストップウォッチ、アクセント辞典、デジカメetc...
- 大会準備でも配慮は忘れずに。番組を作っているのに、自分だけアナウンスの取材に言ったり、原稿を書いたり、しゃべる練習をするのはよくないかも。個人の事は自己責任なので、全員で集まったときにしかできないことを考えて行動すること。番組は、編集する人だけで作るものではありません。
- 大会日程や発表の時間、開場への行き方などは事前にきちんと確認しておくこと。
大会当日
- 当日は乳製品をとらない 合唱でもよく言われることだが、乳製品をとるとのどに膜が張った感じになり、上手く声が出なくなる(らしい)。 読み部門に出る人は、当日は牛乳・コーヒー・チーズ・オレオなどは控えましょう。喉には、あんぱんを食べる のがいいらしい。
- のど飴、(濡れ)マスク、ストップウォッチ 直前まで喉をいたわる。時間は不安になるので、ストップウォッチを持っていた方がいいかも。
- わざとゆっくりしゃべってみること。自分の思うふつうは意外と速い。可能であれば周りの人に聞いてみてもらうこと。
- 本番の直前に、なにか新しいことをやろうとしたり、安易なアクセント修正をしたりしないこと
- 出場しないあなたは 滅私の精神で。自分は二の次で、大会に出る人のことを考えて行動する。番組は、提出してしまえばあとはきちんと流れるのを祈るだけだが、アナウンス・朗読の人は直前までできること、しなくてはいけないことがある。とかく周りのサポートが大切。個人の結果をみんなで喜べるような関係になれたらいいな。
アナウンス
- 地声でしゃべること。裏声禁止。
- 意味の区切りをうまく表現する。
- 一音一音をはっきりくっきりとはしゃべらない。
- 出だしのインパクトを大切に。
- 言葉の置き換え。同じ言葉が何度も続くのはよくない。
朗読
- アナウンスと同じく、高い音から出て低い音で終わる。(明るいのとは違うらしい)
- 声を小さくしても息が使えれば声はでる。
- 語尾までしっかり丁寧に。
- やっぱり練習は大事。
- 息遣い(本の中の登場人物の息遣いを考えて読むといいらしい)
- 距離感も考える(登場人物がどんな距離感で話しているのか、考えると声の出し方が変わってくる)
- 意味の通りの音にする。表現を気にしすぎると不自然になりがち。
ラジオドラマ
- ドラマ部門でも「リサーチ」を欠かさずに。現実を掘り下げることで見えていなかったネタが見つかるかも。
- 登場人物を複数出す場合は「ストーリー上、なぜそのような役柄でなければならないか、そんな役柄だったらそういうセリフをしゃべったり、行動を示すことに必然性があるか。そして、そうした表現や展開はリスナーにはっきりと理解されるか」を繰り返し考える。
- 効果音を積極的に使うこと。
- 人間の関係性を明瞭に、具体的に、シンボル化して表現するといい。
外部の司会
- 基本的な事項は学校説明会と同じ。
- 形態によっては事前に情報を集める必要があることも。何らかの大会ならばその競技について最低限予習を行っておおこう。
- サッカーやラグビー、野球などは選手交代など原稿にないアナウンスが多くある。大量に来た時も一つずつ落ち着いて。アナウンスが落ち着いていると選手も落ち着いてプレイできます。