file_move
指定したファイルを別の場所に移動します
定義¶
名前空間: Alice.IO
アセンブリ: Losetta.Runtime.dll
ソースコード: Alice.IO.cs
file_move(string,string)¶
指定したファイルを新しい場所に移動します。
destination
にすでにファイルがある場合は例外が発生します。
引数 | |
---|---|
source |
移動元のファイルへのパス |
destination |
移動先のファイルへのパス |
対応 | |
---|---|
AliceScript | RC1、RC2、GM、2.0、2.1、2.2、2.3、3.0、4 |
AliceSister | GM、2.0、2.1、2.2、2.3、3.0、4 |
Losetta | 0.8、0.9、0.10、0.11 |
file_move(string,string,bool)¶
上書きを行うかどうかを指定して、指定したファイルを別の場所に移動します。
overwrite
がfalse
で、かつdestination
にすでにファイルがある場合は例外が発生します。
namespace Alice.IO;
public void file_move(string source, string destination, bool overwrite);
引数 | |
---|---|
source |
移動元のファイルへのパス |
destination |
移動先のファイルへのパス |
overwrite |
移動先にファイルが存在する場合に置き換える場合はtrue 、それ以外の場合はfalse |
対応 | |
---|---|
AliceScript | 3.0、4 |
AliceSister | 該当なし |
Losetta | 0.10、0.11 |
この関数はAliceSisterでは実装されていません。
実装されていない環境では0x034 NOT_IMPLEMENTED
例外がスローされます。
説明¶
この関数を使用して、ファイルの名前を変更できます。
source
やdestination
には、相対パスと絶対パスのどちらを指定することもできます。
相対パスを指定した場合、カレントディレクトリからの相対パスとして解釈します。
パスの大文字と小文字の区別は、環境およびファイルシステムに依存します。たとえば、NTFSでは大文字と小文字は区別されませんが、LFSでは大文字と小文字が区別されます。
この関数ではディスクやボリュームをまたいだファイルの移動もできます。 その場合、ファイルをコピーし、ファイルのコピーが成功した場合移動元ファイルを削除する動作をとります。
ディスクやボリュームをまたいだファイルの移動を行うとき、移動元ファイルが使用中の場合、ファイルは移動先にコピーされますが移動元は削除されません。つまり、コピーと同じ動作になります。
例¶
次の例では、test1.txt
をtest2.txt
に名前変更します。