env_set_environmentVariable

現在のプロセスに格納されている環境変数を作成、変更、または削除します。


taiseiue | 2023-08-09

定義

名前空間: Alice.Environment
アセンブリ: Losetta.Runtime.dll
ソースコード: Alice.Environment.cs

env_set_environmentVariable(string,string)

現在のプロセスに格納されている環境変数を作成、変更、または削除します。

AliceScript
namespace Alice.Environment;
public void env_set_environmentVariable(string name,string? value);
引数
name 作成、変更、または削除する環境変数の名前。
value nameに割り当てる値。

対応
AliceScript 2.0、2.1、2.2、2.3、3.0、4
AliceSister 2.0、2.1、2.2、2.3、3.0、4
Losetta 0.9、0.10、0.11

説明

この関数は、現在のプロセスに格納されている環境変数を作成、変更、または削除します。

実行環境がWindows以外の場合、この関数で環境変数を作成しても、読み込まれるネイティブライブラリなどには影響しません。

valuenullまたは空の文字列ではない場合、nameという名前の環境変数にvalueが設定されます。また、nameという名前の環境変数が存在しない場合は作成されます。 環境変数は現在のプロセスの環境ブロックでのみ定義されるため、プロセスが終了した後は破棄されます。

nameの先頭以外の場所にnull文字(\0)が含まれている場合、null文字の前の文字までを環境変数名とみなし、null文字以降のすべての文字は無視されます。また、valueにnull文字が含まれている場合も同様で、null文字以降のすべての文字は無視されます。

valuenullまたは空の文字列である場合、あるいはnull文字をひとつのみ含む場合、nameという名前の環境変数は削除されます。この場合、nameという名前の環境変数が存在しない場合、あるいは削除を実行できない場合でも例外は発生しません。

次の例では、ENVという環境変数を設定しています。

AliceScript
using Alice.Environment;

print(env_set_environmentVariable("ENV","DEBUG"));