WSNETの概要
WSNET(統合WSOFT情報網)は、WSOFTのメンバーが利用できるVPN網です。このページでは、WSOFTメンバー向けの情報を提供しています。
WSNET(統合WSOFT情報網)が登場する前、WSOFTはひとつのサーバーですべてのサービスを運用しており、外出先からWSOFTのサービスへアクセスするときは一般ユーザーと同じように使用するしかありませんでした。 外出先からWSOFTのサービスをメンテナンスあるいは開発することはほぼできず、ファイル共有などもWSOFTShare(現在のWSOFTダウンロードセンター)などの外部に対して開かれたシステムを使用するしかありませんでした。これは、セキュリティ上の懸念がつきまとうものでありました。そこで、WSOFTのメンバーがアクセスできるVPN網を構築しました。
システム図
WSNETの機能
WSWAN接続サービス
上記のシステム図でWSWANユーザーというものがありますが、これはWSWAN接続サービスのユーザーです。これは、公衆無線LANなどの制限されたネットワーク内からネットワークへのフルアクセスを提供するWSOFTのサービスです。これは次のようなシナリオに役に立ちます。
- 学校や会社など、一部のサイトへのアクセスが制限されているような環境でそれらのサイトを閲覧したい場合
- 公衆無線LANなど、
80
ポートと443
ポートのみが使用できる環境でSSH接続などの他のポートを使用したい場合 - 海外からアクセスするとき、日本からのみアクセスを許可されているサイトにアクセスしたい場合
上記のいずれのシナリオであっても、WSOFTはその接続の正当性を保証しませんし、違法行為を目的とする使用は許可しません。現在このサービスはクローズドにテストされていて、一般ユーザーの方に向けてサービスはまだ開始していません。
このサービスのみを使用するユーザーは、WSNETへ接続できません。また、WSWAN内での端末同士の通信はサポートされていません。
WSNET
WSNETはもっとも初めに構築されたVPN網です。これは、WSNETの各サーバーとWSNETクライアント(開発端末)を接続するために構築されました。特定のユーザーはWSWANからもアクセスできます。このネットワーク内でWSDriveやWSOFT管理システム、リモートデスクトップなどが提供されます。
WSDrive
WSDriveはNASで、WSOFTのメンバーに一定の容量のストレージを提供します。メンバーはこれを自由に使用することができ、開発や趣味などに使用できます。また、これはWSDriveWebDAV発行サービスを使用して、直接インターネットからもアクセスできます(一月末に終了予定)。
WSOFT管理システム
WSOFT管理システムは、WSOFTダウンロードセンターマネージャーやWSOFTミッションコントロールセンター、WSTube管理システム、a.wsoft.wsセントラルなどさまざまな管理ツールを提供します。この機能はWSNET内からのみアクセス出来る場合が多く、WSWANから使用する場合はリモートデスクトップを使用することになります。
リモートデスクトップ
リモートデスクトップは、WSOFTのメンバーにWSOFT第一サーバーへのGUIアクセスを提供します。GUIを使用することができるので、簡単にサーバーのメンテナンスを行うことができます。また、メンバーのコンピューターWSNETに接続することで、メンバーのコンピューターリモートデスクトップ接続することもできます。