文化祭
概要
行事関係の集大成。やってみたいこと、伝えたいことを表現するとっておきの場です。 文化祭はたいてい2・3年生が中心となって運営します。この文化祭ではホールでのアナウンス・校内放送・演出と音響が主任務。また、後述しますがカラオケ大会や軽音などの有志発表の設営支援をすることも。
※2023年度から実施。校内放送は2022年度から実施。カラオケ大会支援は2021年度から実施。
企画
何ができるかも、何をするかも、すべては企画から始まります。 前回はだいたい1学期中間テスト終わりくらいから1週間かけて企画を組んでいました。
- パンフレットや文化祭実施要項を入手して、自分たちに何ができるか、何をしたいかを洗い出す。
- 何事もまずは企画書から。「昨年度もしていたから自動的に任される」ものではありません。実際そうであったとしても、その年度でやりたいこと、できることを明らかにして先生方と共有をすることはとても重要。
- もしやりたいなら、不可能はない。どこまでなら可能なのか、どういう目的があって、予想される課題にはどう対応するのか、計画を密にすれば誰にも止められません。
- BGMについて。文化祭ならなんでも流してよいわけではありません。基本的には歌なしの曲か曲のinstrumental版を使いましょう。特に、ボカロなどの曲は人によっては不快な思いをさせてしまうことがあります。使用した曲も要チェック。
準備・練習
ホール運営を成功裏に収めるためには、何度も準備と練習。 練習をしているうちに、もっとこうしたらいいのでは?というアイデアがみつかるかも。
- ホールの機材は生徒だけで使用しない、必ず先生立ち合いの下で使用すること
- 生活部、ICT管理部の先生にホールの使用方法、日時(もちろんリハーサルも含めて)と目的を伝え、実現可能か、監督していただけるか確認する。
- 使うマイクの本数、場所の確認、何かあったときのために、予備マイク・電池を必ず準備する。また、緊急時に対応する人も決めておく。
- マイクの高さ調整は確実に。おおよそしゃべる人サイズに。
- 文化祭中の校内放送については、原稿を顧問の先生経由で生活部へ提出しましょう。
- 生活部・ICT管理部との連絡を密にすること。原稿や使うBGM、動画などはすべて生活部に確認をもらいましょう。また、配線やマイクなどについても考えるよりまずICT管理部へ。
- プロジェクターの入力は
HDBASE-T
にあわせる。HDMIと同じボタンだが、押すたびにHDMIとこれが切り替わる。
当日の朝から
ホール
- 開会の1時間前程度には生徒会含む担当者を全員集めて点呼、注意事項、追加事項等の共有
- トランシーバーを借りられるなら最低2台あるとよい(舞台袖+調整室)
- 調整室のカギを開ける。このとき、監督していただくICTの先生に必ずあいさつ、調整室に来てもらう。
- マイクの電池チェックを必ずする。
- マイクの音量調整はタイミングに注意。本来ホールに人がいない状態で行う。人が集まっているのにいつまでもマイクテストをしているのはナンセンス。
- 「マイクテスト、マイクテスト。」や、「あ~、あ~」はダメ。実際に何か文を話さないと、ちゃんとした音量調節はできません。そこら辺の生徒や生徒ではなく、放送部なのですから、「ただいまの時刻はN時M分です。これから~が始まります~」くらいは話せるといいな。あと、マイクテストの時にマイクをポンポンする人がいますが、これはNG。
- 文化祭などは生徒がざわざわするので、マイクの音量をすこし大きめにすること。リハーサルの静かな空間とは違い、全然聞こえない、なんてことがよくあります。
- 暗転時は調整室の電気を消すこと。暗くて電気をつける場合は、窓からあまりのぞかないようにしましょう。外から見たら変な人です。
- 調整室にあまり人数をさいても仕事はありません。狭いし独立して動きだしたりするので、最低限の人数にしましょう。
- 2階席にも人がいる場合はモニターの電源をいれるように。リモコンは調整室にあります。
- 服装に注意。スカートの長さやボタンなど、目立つので注意されないように。
- マイクが突然切れるなど、ハプニングが起こる可能性は常にあります。放送部のミスで大切な行事を台無しにしてしまうのは、一番恐ろしいことです。普段の仕事でももちろんですが、保護者や先生方、来賓の方もいらっしゃるところでミスをするのは部活動の今後にも大きくかかわることですので、十二分に緊張感をもってのぞみましょう。ミスが起こるのはあなたのせいではありませんが、大切なのは、ミスが起こった場合にどう対応するかです。まずは落ち着いて。一呼吸置いたら素早く対応できるようにしましょう。
- ホール音響の主電源はPAラックにある一番下の「電源」と書いてあるところ!間違って単独でどこかの機器の電源ボタンを押さないようにしましょう。
- スクリーン、プロジェクターのつなぎかたは技術編で説明します。わかる人を中心にがんばって下さい。
- 照明の操作 舞台上の各種照明設備は照明操作卓から。全体の照明はブレーカーを直接操作します。電気を消したりつけたりする電気係を決めておくとよいでしょう。
- 必ず原状復帰すること。わかりやすくするために付箋などを貼るのは構いませんが、撤収時にはすべてはがしましょう。ドラム、延長コードも元あった場所に、もとより綺麗に。
- 事前に生活部にことわったうえでホールの様子を映像で記録しておくと、広報や来年度に活用できるでしょう。
校内放送
- 普段と異なり、生放送になることに注意。スタジオで話しているときはドアを開けない。やり直しが効かないと思って緊張感をもって。
- 放送区域は、普通教室系、共用部系、中庭、普通教室系(北)、普通教室系(南)です。事務系とホールには放送しない。
- 原稿は事前に用意しておくが、状況次第で急に原稿を読まなければならないことがある。その時も落ち着いて、ひとりでは難しい場合は誰かに原稿を書いてもらうこと。
- 放送はホールでの発表が終わっていることを確認してから。まだ発表しているのに放送を流しては失礼です。
- 雨天時の開催場所の変更は要チェック!!原稿にも事前に書いておくとよいでしょう。