WebSailingNXターミナルリファレンス

この記事では、WebSailingNXに搭載されていたWebSailingターミナルで使用できるコマンドについて説明します。


taiseiue | 2019-7-11

WebSailingNXには、WebSailingの機能を補助するためにWebSailingターミナルが実装されています。ユーザーは、このプロンプトを使用して高度な設定変更を行うなどさまざまな機能を使用できます。 ンが終了します。

コマンドの一覧

echoコマンド

引数に指定したテキストを表示します。

コマンド
echo <表示内容>

clsコマンド

画面をクリアします。

execbrowsコマンド

コマンドをブラウザで実行します。

コマンド
execbrows <コマンド>

goコマンド

引数に指定したUrlに移動します。

コマンド
go <Url>

cdコマンド

プロンプトのカレントディレクトリを変更します。

コマンド
cd <ディレクトリ>

writeコマンド

ファイルを書き込みます。

コマンド
write <ファイル名> <内容>

copyコマンド

引数に指定したファイルをもう一方に指定した場所へコピーします。

コマンド
copy <コピー元> <コピー先>

moveコマンド

引数に指定したファイルをもう一方に指定した場所へ移動します。

コマンド
copy <移動元> <移動先>

panicコマンド

エラーを発生させます。

コマンド
panic

deleteコマンド

引数に指定したファイルを削除します。

コマンド
delete <対象ファイル>

exitコマンド

シェルを閉じます。

コマンド
exit

lsコマンド

現在のディレクトリ内のファイルを列挙します。

コマンド
ls

catコマンド

指定したファイルの内容を表示します。

コマンド
cat <ファイル名>
/bオプション

指定したファイルの内容を読み込み、16進形式で表示します。

コマンド
cat <ファイル名> /b
/b /tオプション

指定したファイルの内容をUTF-8で読み込み、表示します。

コマンド
cat <ファイル名> /b /t

wsdeditコマンド

WebSailingWSDエディタを起動します。

コマンド
wsdedit

wsconfコマンド

WebSailing設定エディタを起動します。

コマンド
wsconf

varコマンド

変数を定義したり、確認したりします。変数は%変数名%の形式で指定できます。

/dオプション

現在定義されているすべての変数を列挙します。

コマンド
var /d
aオプション

指定した名前の変数を定義し、値を代入します。

コマンド
var /a HW Hello,World

wspackコマンド

WebSailingで使用できるさまざまな形式のファイルをパッケージ化したり、解凍したりします。

/uオプション

WebSailing拡張機能パッケージ(*.wsm)ファイルを指定した場合はそれを指定したディレクトリに解凍します。

コマンド
wspack /u Test.wsm Test

WebSailingパッケージ(*.wspack)ファイルを指定した場合はそれを指定したディレクトリに解凍します。

コマンド
wspack /u Test.wspack Test

WebSailingUpdateファイル(*.wssw)ファイルを指定した場合はそれに含まれる実行ファイルを指定したディレクトリへ抽出します。

コマンド
wspack /u Test.wssw Test
/eオプション

WebSailing拡張機能パッケージ(*.wsm)ファイルを指定した場合は指定したディレクトリから拡張機能パッケージを作成します。

コマンド
wspack /e Test Test.wsm
/cオプション

WebSailingUpdateファイル(*.wssw)ファイルをWebSailingパッケージ(*.wspack)ファイルへと変換します。

コマンド
wspack /c Test.wssw Test.wspack

webコマンド

downloadサブコマンド

ひとつ目の引数に指定したUrlのファイルをもう一方の引数に指定した場所に保存します。

コマンド
web download <Url> <ダウンロード先>
viewサブコマンド

ひとつ目の引数に指定したUrlの内容を表示します。

コマンド
web view <Url>

netコマンド

list interfaceサブコマンド

現在使用可能なネットワークインターフェースの一覧を取得します。

コマンド
net list interface
select interfaceサブコマンド

現在使用可能なネットワークインターフェースの一覧からひとつを指定します。

コマンド
net select interface <番号>
infoサブコマンド

WebSailingネットワークマネージャーを使って指定したインターフェースのネットワーク診断を実行します。

コマンド
net info

clearコマンド

WebSailingのキャッシュなど一時ファイルを削除します。C:\WebSailing\UserData\temp内に存在するファイルが対象になります。

wswindowコマンド

restartサブコマンド

WoWウィンドウシステムに存在するウィンドウをすべて閉じ、そのタブを再起動します。

コマンド
wswindow restart
killサブコマンド

WoWウィンドウシステムに存在するウィンドウをすべて閉じ、そのタブを終了します。

コマンド
wswindow kill

WSPluginを実行する

現在のディレクトリ内にコマンド名+.dllの拡張機能が存在していて、それにMainメソッドが実装されている場合、その拡張機能のコマンドを実行できます。