NX 115

WebSailingNX バージョン115の更新情報をお知らせします。


taiseiue | 2023-08-06

バージョン

  • WebSailing NX 115.0.8618.31581 (Hiei)
  • CEF r115.3.11+ga61da9b+chromium-115.0.5790.114
  • Chromium 115.0.5790.114
  • WS00263 更新 (OTA発動なし)
  • 2023年8月6日 リリース

Microsoft Visual C++ 2019再頒布可能パッケージが必要

このバージョンのWebSailingの実行には、最低でもVC++ 2019が必要です。また、より上位のバージョンは後方互換性があります。x64版x86版がWSOFTダウンロードセンターからダウンロードできます。


ダウンロード

変更内容

  • Chromiumコンポーネントを、Chromium 115.0.5790.114へ更新
  • Chromiumコンポーネントを、Chromium 115.0.5790.102へ更新
  • Chromiumコンポーネントを、Chromium 115.0.5790.98/99へ更新
  • タブを閉じた時に自動的に左端のタブに移動するよう仕様変更
  • 名前を指定して実行で実行に成功した場合にウインドウを閉じるように仕様変更
  • Menu表示パネルのWSPlugin一覧をプラグインマネージャーに移動

セキュリティ更新

このリリースには、複数の重要なセキュリティ更新が含まれています。

サポートの終了する環境

WebSailingNX110以降のバージョンでは、Windows 7/8/8.1とWindowsServer 2012 2012R2のサポートはされません。詳しく知るには、サポート終了に関する記事を参照してください。

このリリースについて


  • この更新では、すでに動作しているWebSailingへのOTAはありません。更新を希望される場合はファイルを手動で置き換える必要があります。
  • 著作権管理システムであるWidevine CDMが実行時に自動的にダウンロードされるようになりました。
  • 2019年6月以降、GoogleはWebSailingNXからGoogleサービスへのログインをブロックします。これには、Gmail、Googleドライブ、Googleドキュメントも含まれます。詳細については、Googleの記事を参照してください。
  • ライセンスの問題により、WebSailingNXはH264/AACなどのコーデックをサポートしておらず、Netflix、X(Twitter)、Instagram、Facebook、Spotify、AppleMusicなどのサイトではビデオやオーディオを再生できない可能性があります。WebSailingNXはMP3オーディオとMP4ビデオをサポートしていません。
  • Chromiumはポップアップの表示時にツールバーを表示するかを通知しないようになりました。ポップアップのツールバー表示/非表示はNavigator/Tabs/Popup/ToolBarの値で変更できます。
  • WebSailingNXは、Chromiumユーザーデータのパスを指定しないようになりました。

既知の不具合


  • NTLM認証が正しく機能しない問題。これはCEFの問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。
  • WebSailingNXがユーザーディレクトリにDownloadsディレクトリを強制作成する問題。これはCEFの問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。
  • Windows 10 Anniversaryで実行中に特定のキーの組み合わせを押すとフリーズする問題。
  • window.focus()がポップアップウィンドウを前面に表示しない問題。これはCEFの問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。
  • Windows 10でスリープから復帰時にクラッシュする問題。これはCEFの問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。
  • アドレスバーでCtrlキーを使用するショートカットが使用できない問題。
  • その他の既知の不具合についてはCEFのBitBucketページも参照してください。

このリリースの導入方法

手動で更新する

  1. このページの「ダウンロード」ボタンをクリックするか、WSOFTダウンロードセンターで、このリリースの更新番号(WSから始まる番号)を検索します。
  2. ダウンロードページの、「ダウンロード」ボタンをクリックして、Zipファイルをダウンロードします。
  3. WebSailingがすでに起動している場合、すべて終了します。
  4. WebSailingがインストールされているディレクトリ内の、Pluginディレクトリおよびapp.wsconfファイルを除くすべてのファイルとディレクトリを削除します。
  5. WebSailingがインストールされているパスに、ダウンロードしたZipファイルを解凍します。