NX 110.2
WebSailingNX バージョン110.1の更新情報をお知らせします。
バージョン
- WebSailing NX 110.2.8460.28798 (Hiei)
- CEF 110.0.30+g3c2b68f+chromium-110.0.5481.178
- Chromium 110.0.5481.178
- WS00172 更新 (OTA発動なし)
- 2023年3月1日 リリース
Microsoft Visual C++ 2019再頒布可能パッケージが必要
このバージョンのWebSailingの実行には、最低でもVC++ 2019が必要です。また、より上位のバージョンは後方互換性があります。x64版とx86版がWSOFTダウンロードセンターからダウンロードできます。
ダウンロード
変更内容
- Chromiumコンポーネントを、Chromium 110.0.5481.178へ更新
サポートの終了する環境
WebSailingNX110以降のバージョンでは、Windows 7/8/8.1とWindowsServer 2012 2012R2のサポートはされません。詳しく知るには、サポート終了に関する記事を参照してください。
このリリースについて
- この更新では、すでに動作しているWebSailingへのOTAはありません。更新を希望される場合はファイルを手動で置き換える必要があります。
- 著作権管理システムである
Widevine CDM
が実行時に自動的にダウンロードされるようになりました。 - 2019年6月以降、GoogleはWebSailingNXからGoogleサービスへのログインをブロックします。これには、Gmail、Googleドライブ、Googleドキュメントも含まれます。詳細については、Googleの記事を参照してください。
- ライセンスの問題により、WebSailingNXはH264/AACなどのコーデックをサポートしておらず、Netflix/Twitter/Instagram/Facebook/Spotify/AppleMusicなどのサイトではビデオやオーディオを再生できない可能性があります。WebSailingNXは
MP3
オーディオとMP4
ビデオをサポートしていません。 - Chromiumはポップアップの表示時にツールバーを表示するかを通知しないようになりました。ポップアップのツールバー表示/非表示は
Navigator/Tabs/Popup/ToolBar
の値で変更できます。
既知の不具合
- NTLM認証が正しく機能しない問題。これは
CEF
の問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。 - WebSailingNXがユーザーディレクトリにDownloadsディレクトリを強制作成する問題。これは
CEF
の問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。 - Windows 10 Anniversaryで実行中に特定のキーの組み合わせを押すとフリーズする問題。
window.focus()
がポップアップウィンドウを前面に表示しない問題。これはCEF
の問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。- Windows 10でスリープから復帰時にクラッシュする問題。これは
CEF
の問題です。詳細についてはこの記事を参照してください。 - その他の既知の不具合についてはCEFのBitBucketページも参照してください。
このリリースの導入方法
手動で更新する
- このページの「ダウンロード」ボタンをクリックするか、WSOFTダウンロードセンターで、このリリースの更新番号(WSから始まる番号)を検索します。
- ダウンロードページの、「ダウンロード」ボタンをクリックして、Zipファイルをダウンロードします。
- WebSailingがすでに起動している場合、すべて終了します。
- WebSailingがインストールされているディレクトリ内の、Pluginディレクトリおよびapp.wsconfファイルを除くすべてのファイルとディレクトリを削除します。
- WebSailingがインストールされているパスに、ダウンロードしたZipファイルを解凍します。