AliceScriptWikiの概要

この記事では、AliceScriptWikiについて説明するとともに、編集者用ページの内容を示します。


taiseiue | 2022-02-13

概要

AliceScriptWikiは、AliceScriptの使用方法とAPIドキュメントを提供する場として、2021年7月23日に公開されました。現在では、そのドキュメントの大部分はWSOFTDocsのAliceScriptDocsに移行されました。このサイトの廃止は現時点では検討していませんが、今後の更新はAliceScriptDocsがメインになります。

AliceScriptWikiでは、一部の機能へのリンクが無効化されています。AliceScriptWikiを編集するにはログインが必要です。

AliceScriptDocsをホストしているWSOFTDocsで同様の操作をすることもできます。

  • WSOFTDocsのリポジトリを開いて、記事を編集したり、ファイルをアップロードしたりします。
  • WSOFTDocsの統計はここにまとめられています。

テンプレート

AliceScriptWikiでは、テンプレートを使うことによってWiki内で共通のコントロールを簡単に使用できます。

Alert

使用法
WikiText
{{{Alert|本文|タイトル|色コード|本文サイズ|タイトルサイズ|角の丸み|本文色|タイトル色|背景色|枠色}}}
パラメーター
引数 説明
本文 アラートの本文です
タイトル アラートのタイトルです
色コード よく使う色のセットを指定します。既定値は7。本文色、タイトル色または背景色が設定されているときは無視されます。
本文サイズ 本文のテキストのフォントサイズです。既定値は14pxです。
タイトルサイズ タイトルのテキストのフォントサイズです。既定値は18pxです。
角の丸み 要素の角の丸みです。既定値は0.5emです。
本文色 本文のテキストの色です。指定しなければ色コードから自動的に選択されます。
タイトル色 タイトルのテキストの色です。指定しなければ色コードから自動的に選択されます。この色は規定では本文色と同じです。
背景色 背景の色です。指定しなければ色コードから自動的に選択されます。
枠色 枠線の色です。指定しなければ色コードから自動的に選択されます。
色コードの一覧
使用例
WikiText
 {{Alert| あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波。<hr>またそのなかでいっしょになったたくさんのひとたち、ファゼーロとロザーロ、羊飼のミーロや、顔の赤いこどもたち、地主のテーモ、山猫博士のボーガント・デストゥパーゴなど、いまこの暗い巨きな石の建物のなかで考えていると、みんなむかし風のなつかしい青い幻燈のように思われます。では、わたくしはいつかの小さなみだしをつけながら、しずかにあの年のイーハトーヴォの五月から十月までを書きつけましょう。 |サンプル<br>|2}} 

これは次のように表示されます。

ソースコード
WikiText
{| style="padding: 2px 10px; display: inline-flex; align-items: center; border-style: solid; border-width: 1px; border-radius: {{{6|0.5em}}}; border-color: {{func-getcolor|3|{{{10|{{{3|}}}}}}}}; background-color:{{func-getcolor|2|{{{9|{{{3|}}}}}}}};"
|-
| <span style="font-size: {{#if:{{{5|}}}| {{{5}}} | 18px}}; color: {{func-getcolor|1|{{{8|{{{3|}}}}}}}};">{{{2|}}}</span>
<span style="font-size: {{#if:{{{4|}}}| {{{4}}} | 14px}}; color: {{func-getcolor|0|{{{7|{{{3|}}}}}}}};">{{{1|}}}</span>
|-
|}
Box

さまざまな色合いの箱を使って、読者に注意をひくコントロールを提供します。

このコントロールはアラートとよく似ていますが、Boxはより自由にコントロール内を変更可能であるという違いがあります。

使用法
WikiText
{{Box|コンテンツ|色コード|フォントサイズ|角の丸み|クラス名|前景色|背景色|枠色}}
パラメーター
引数 説明
コンテンツ Boxに含まれるコンテンツです。
色コード よく使う色のセットを指定します。既定値は7。本文色、タイトル色または背景色が設定されているときは無視されます。
フォントサイズ デフォルトのフォントサイズです。既定値は12pxです。
クラス名 このコントロールに割り当てられる要素のクラス名です。空白文字' 'を使用して複数指定できます。規定では指定されていません。
角の丸み 要素の角の丸みです。既定値は0.5emです。
前景色 本文のコンテンツのデフォルトの前景色です。指定しなければ色コードから自動的に選択されます。
背景色 背景の色です。指定しなければ色コードから自動的に選択されます。
枠色 枠線の色です。指定しなければ色コードから自動的に選択されます。
使用例
WikiText
{{Box|<html>
  <font size="4em">サンプル</font>
  <p><font size="2.5em">あのイーハトーヴォのすきとおった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市、郊外のぎらぎらひかる草の波。</font></p>
  <hr>
  <p><font size="2.5em">またそのなかでいっしょになったたくさんのひとたち、ファゼーロとロザーロ、羊飼のミーロや、顔の赤いこどもたち、地主のテーモ、山猫博士のボーガント・デストゥパーゴなど、いまこの暗い巨きな石の建物のなかで考えていると、みんなむかし風のなつかしい青い幻燈のように思われます。では、わたくしはいつかの小さなみだしをつけながら、しずかにあの年のイーハトーヴォの五月から十月までを書きつけましょう。</font></p>
</html>|0|12px}}

これは次のように表示されます。

ソースコード
WikiText
<html>
    <div class="</html>{{{5|}}}<html>" style="margin:10px; padding: 2px 10px;  border-style: solid; 
    border-width: 1px; border-radius: </html>{{{4|0.5em}}}<html>; border-color: </html>{{func-getcolor|3|{{{8|{{{2|}}}}}}}}<html>; background-color:</html>{{func-getcolor|2|{{{7|{{{2|}}}}}}}}<html>; font-size: </html>{{#if:{{{3|}}}| {{{3|}}} | 12px}}<html>; color: </html>{{func-getcolor|1|{{{6|{{{2|}}}}}}}}<html>; flex-direction: column;
    position: relative;"></html>
{{{1|}}}
<html></div>
</html>
Accordion

アコーディオンは、コントロールが「開いた」時のみ情報が表示される折りたたみ要素を提供します。

使用法
WikiText
{{Accordion|本文|タイトル|スタイル無効|自動展開}}
パラメーター
引数 説明
本文 アコーディオンを開いた時に表示するコンテンツ
タイトル アコーディオンを開いていない時にも表示されるコンテンツ
スタイル無効 アコーディオンスタイルを無効にする場合はtrue、それ以外の場合はfalse
自動展開 初めからアコーディオンを展開しておく場合はtrue、それ以外の場合はfalse
使用例
WikiText
{{Accordion|アコーディオン|これはアコーディオンの本文です。}}
{{Accordion|スタイル無効のアコーディオン|このアコーディオンはクリックすると本文が表示されます。このアコーディオンには次の違いがあります。
*三角矢印が表示されません
*フォーカス時に青枠が表示されません|true}}

これは次のように表示されます。

アコーディオン これはアコーディオンの本文です。このアコーディオンははじめから展開されています。
スタイル無効のアコーディオン このアコーディオンはクリックすると本文が表示されます。このアコーディオンには次の違いがあります。

  • 三角矢印が表示されません
  • フォーカス時に青枠が表示されません
ソースコード
WikiText
{{func-ifstr| {{{3}}} | 
<html>
 <details>
  <summary class="style-text" </html>{{func-ifstr|{{{3}}}|open|}}<html>>
    </html>{{{1|}}}<html>
  </summary>
  </html>{{{2|}}}<html>
 </details>
</html>
|
<html>
 <details>
  <summary </html>{{func-ifstr|{{{3}}}|open|}}<html>>
    </html>{{{1|}}}<html>
  </summary>
  </html>{{{2|}}}<html>
 </details>
</html> 
}}
Svg

SvgスプライトをWiki内で簡単に使用できるようにします。

使用法
WikiText
{{Svg|パス|高さ|幅|色|マージン}} 
パラメーター
引数 説明
パス Svgスプライトの点・線情報
高さ スプライトの高さ。既定値は20です。
スプライトの幅。指定されていない場合は高さの値が使用されます。既定値は20です。
スプライトの塗りつぶしの色。既定値はcurrentColorです。
マージン スプライトのマージン。テキスト中のスプライトの位置を調整します。既定値は-3pxです。
使用例
WikiText
{{Svg| M16 8A8 8 0 1 1 0 8a8 8 0 0 1 16 0zm-3.97-3.03a.75.75 0 0 0-1.08.022L7.477 9.417 5.384 7.323a.75.75 0 0 0-1.06 1.06L6.97 11.03a.75.75 0 0 0 1.079-.02l3.992-4.99a.75.75 0 0 0-.01-1.05z}}

{{Svg| M8 16A8 8 0 1 0 8 0a8 8 0 0 0 0 16zm.93-9.412-1 4.705c-.07.34.029.533.304.533.194 0 .487-.07.686-.246l-.088.416c-.287.346-.92.598-1.465.598-.703 0-1.002-.422-.808-1.319l.738-3.468c.064-.293.006-.399-.287-.47l-.451-.081.082-.381 2.29-.287zM8 5.5a1 1 0 1 1 0-2 1 1 0 0 1 0 2z}}

{{Svg| M8.982 1.566a1.13 1.13 0 0 0-1.96 0L.165 13.233c-.457.778.091 1.767.98 1.767h13.713c.889 0 1.438-.99.98-1.767L8.982 1.566zM8 5c.535 0 .954.462.9.995l-.35 3.507a.552.552 0 0 1-1.1 0L7.1 5.995A.905.905 0 0 1 8 5zm.002 6a1 1 0 1 1 0 2 1 1 0 0 1 0-2z}}

これは次のように表示されます。

ソースコード
WikiText
<html><svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" width="</html>{{func-getsafe|{{{2|}}}|20}}<html>" height="</html>{{func-getsafe|{{{3|}}}| {{func-getsafe|{{{2|}}}|20}}}}<html>" fill="{{func-getsafe|{{{4|}}}|currentColor}}" style= "vertical-align: </html>{{func-getsafe|{{{5|}}}|-3px}}<html>;"  viewBox="0 0 16 16">
    <path d="</html>{{{1|}}}<html>"/>
  </svg></html>
Script

記事内でJavaScriptを使用します。

使用法
WikiText
{{Script|スクリプト}} 
パラメーター
引数 説明
スクリプト JavaScriptのソースコード
使用例
WikiText
{{Script|console.log('Hello,World!');}}

これは次のように表示されます。

出力例
console.log('Hello,World!');
ソースコード
WikiText
<html><script>{{{1|}}}</script></html>

テンプレート関数

テンプレート関数を使うことで、Wiki内で共通の操作を簡単に行うことができます。

func-getsafe

指定された値を返し、その値がnullfalseの場合は既定値を返します。

使用法
WikiText
{{func-getsafe|値|既定値}} 
パラメーター
引数 説明
値がnullfalseでない限り、この関数はこの値を返します。
既定値 値がnullfalseのとき、この関数はこの値を返します。
使用例
WikiText
{{func-getsafe|false|0}}
ソースコード
WikiText
{{#if:{{{1|}}}| {{{1}}} | {{{2|}}}}}
func-ifstr

指定された文字列がtrueであれば肯定結果を、falseであれば否定結果を返します。

使用法
WikiText
{{func-ifstr|文字列|肯定結果|否定結果}} 
パラメーター
引数 説明
文字列 trueと等価かどうかを検証する文字列
肯定結果 文字列がtrueのとき、この関数はこの値を返します。
否定結果 文字列がtrueではないとき、この関数はこの値を返します。
使用例
WikiText
{{func-ifstr|true|TRUE}}
ソースコード
WikiText
{{#ifeq: {{{1|}}} |true|{{{2|}}} | {{{3|}}}}}
func-getcolor

色コードをもとに、文字色、背景色、境界色を取得します。

使用法
WikiText
{{func-getcolor|種類コード|色コード}}
パラメーター
引数 説明
種類コード 0であれば文字色、1でヘッダー色、2で背景色、3で境界色を返します。
色コード 0-7までの数値。詳細はAlertの項目を参照してください。
使用例
WikiText
{{func-getcolor|0|0}}

出力される色は以下の表の通りです。

文字色
色コード HTMLカラーコード
0 #054295
1 #42454A
2 #105133
3 #82212A
4 #674D00
5 #05515F
6 #646464
7 #15161A
既定値 #646464
ヘッダー色
色コード HTMLカラーコード
0 #063579
1 #35383F
2 #0C4127
3 #6A1A23
4 #523E01
5 #06404C
6 #4F5150
7 #111214
既定値 #4F5150
背景色
色コード HTMLカラーコード
0 #CFE2FF
1 #E2E3E5
2 #D1E6DD
3 #F7D7DA
4 #FFF3CD
5 #CFF4FC
6 #FEFEFE
7 #D3D3D5
既定値 #FEFEFE
境界色
色コード HTMLカラーコード
0 #B7D4FE
1 #D2D6D9
2 #BADBCA
3 #F5C2C7
4 #FFEBB4
5 #B6EEFB
6 #FEFEFE
7 #BDBEC0
既定値 #FEFEFE
ソースコード
WikiText
{{#switch: {{func-getsafe|{{{1|}}}|0}}
| 0 = {{#switch: {{func-getsafe|{{{2|}}}|-1}}
        | 0 = <nowiki>#054295</nowiki>
        | 1 = <nowiki>#42454A</nowiki>
        | 2 = <nowiki>#105133</nowiki>
        | 3 = <nowiki>#82212A</nowiki>
        | 4 = <nowiki>#674D00</nowiki>
        | 5 = <nowiki>#05515F</nowiki>
        | 6 = <nowiki>#646464</nowiki>
        | 7 = <nowiki>#15161A</nowiki>
        | {{func-getsafe|{{{2|}}}|<nowiki>#646464</nowiki>}}
      }}
| 1 = {{#switch: {{func-getsafe|{{{2|}}}|-1}}
        | 0 = <nowiki>#063579</nowiki>
        | 1 = <nowiki>#35383F</nowiki>
        | 2 = <nowiki>#0C4127</nowiki>
        | 3 = <nowiki>#6A1A23</nowiki>
        | 4 = <nowiki>#523E01</nowiki>
        | 5 = <nowiki>#06404C</nowiki>
        | 6 = <nowiki>#4F5150</nowiki>
        | 7 = <nowiki>#111214</nowiki>
        | {{func-getsafe|{{{2|}}}|<nowiki>#4F5150</nowiki>}}
      }}
| 2 = {{#switch: {{func-getsafe|{{{2|}}}|-1}}
        | 0 = <nowiki>#CFE2FF</nowiki>
        | 1 = <nowiki>#E2E3E5</nowiki>
        | 2 = <nowiki>#D1E6DD</nowiki>
        | 3 = <nowiki>#F7D7DA</nowiki>
        | 4 = <nowiki>#FFF3CD</nowiki>
        | 5 = <nowiki>#CFF4FC</nowiki>
        | 6 = <nowiki>#FEFEFE</nowiki>
        | 7 = <nowiki>#D3D3D5</nowiki>
        | {{func-getsafe|{{{2|}}}|<nowiki>#FEFEFE</nowiki>}}
      }}
| 3 = {{#switch: {{func-getsafe|{{{2|}}}|-1}}
        | 0 = <nowiki>#B7D4FE</nowiki>
        | 1 = <nowiki>#D2D6D9</nowiki>
        | 2 = <nowiki>#BADBCA</nowiki>
        | 3 = <nowiki>#F5C2C7</nowiki>
        | 4 = <nowiki>#FFEBB4</nowiki>
        | 5 = <nowiki>#B6EEFB</nowiki>
        | 6 = <nowiki>#FEFEFE</nowiki>
        | 7 = <nowiki>#BDBEC0</nowiki>
        | {{func-getsafe|{{{2|}}}|<nowiki>#FEFEFE</nowiki>}}
      }}
| {{func-getsafe|{{{2|}}}|<nowiki>#FEFEFE</nowiki>}}
}}