AliceScript 2.1の新機能

この記事では、AliceScript2.1の変更点と新機能について説明します


taiseiue | 2023-01-09

新機能

  • AlicePackageのビルド時に最適化が実行されるように
  • 標準入力等から読み取るread関数を定義
  • ネイティブライブラリを複数回読み込んでも例外がスローされないように改善
  • aliceコマンドに-vオプションを実装
  • 暗黙的なusingを使用しないように
  • バイナリのチェックサムを求めるsha256_hashとsha512_hash関数を実装
  • env_impl_location関数を実装
  • aliceコマンドの操作性を改善
  • 起動時に.alice/initを参照するように
  • キーワードを実装
  • command属性をもつ関数をユーザーが定義可能に
  • public using指令が使用可能に
  • aliceで任意のツールを実行できるexec指令を実装
  • aliceでスクリプトを再生成するinit指令を実装
  • alice組み込みの関数をAlice.Shell名前空間に移動
  • """ "" """のような生文字列表現に対応
  • #から始まるコメントに対応詳しい情報
  • 例外がexceptionオブジェクトで返されるように

不具合の修正

  • 無名の関数の宣言ができてしまう問題を修正詳しい情報
  • 下位のスコープで代入が機能しない問題を修正詳しい情報
  • web_download_text関数がbytes型を返す不具合を修正詳しい情報
  • Try-Catch構文が使用できない不具合を修正詳しい情報
  • process_start関数が実装されているのに定義されていない不具合を修正
  • array.containsが機能しない不具合の修正
  • variable.propertiesで表示されない不具合の修正
  • 空ファイル等を読み込むと例外が発生する不具合を修正
  • 大文字を含む名前の定数を定義しても参照できない不具合を修正

廃止・破壊的変更

互換性に影響を与える変更点も参照してください。

  • function_show関数の廃止
  • 例外LIBRARY_ALREADY_LOADEDの廃止
  • ScheduleRun関連関数の廃止
  • function publicなどの属性定義をキーワード定義へと移行