AliceScript 2.1の新機能
この記事では、AliceScript2.1の変更点と新機能について説明します
新機能
- AlicePackageのビルド時に最適化が実行されるように
- 標準入力等から読み取る
read
関数を定義 - ネイティブライブラリを複数回読み込んでも例外がスローされないように改善
alice
コマンドに-v
オプションを実装- 暗黙的なusingを使用しないように
- バイナリのチェックサムを求める
sha256_hashとsha512_hash
関数を実装 env_impl_location
関数を実装alice
コマンドの操作性を改善- 起動時に
.alice/init
を参照するように - キーワードを実装
command
属性をもつ関数をユーザーが定義可能にpublic using
指令が使用可能にalice
で任意のツールを実行できるexec
指令を実装alice
でスクリプトを再生成するinit
指令を実装alice
組み込みの関数をAlice.Shell名前空間に移動""" "" """
のような生文字列表現に対応#
から始まるコメントに対応詳しい情報- 例外がexceptionオブジェクトで返されるように
不具合の修正
- 無名の関数の宣言ができてしまう問題を修正詳しい情報
- 下位のスコープで代入が機能しない問題を修正詳しい情報
web_download_text
関数がbytes型を返す不具合を修正詳しい情報- Try-Catch構文が使用できない不具合を修正詳しい情報
process_start
関数が実装されているのに定義されていない不具合を修正array.contains
が機能しない不具合の修正variable.properties
で表示されない不具合の修正- 空ファイル等を読み込むと例外が発生する不具合を修正
- 大文字を含む名前の定数を定義しても参照できない不具合を修正
廃止・破壊的変更
互換性に影響を与える変更点も参照してください。
function_show
関数の廃止- 例外
LIBRARY_ALREADY_LOADED
の廃止 ScheduleRun
関連関数の廃止function public
などの属性定義をキーワード定義へと移行