string.ToTitleCase
現在の文字列の単語の頭文字を大文字に置換します。
定義
名前空間: Alice
アセンブリ: Losetta.Runtime.dll
ソースコード: Alice.Core.String.cs
プレビュー
この記事では、現在開発中のAlice vNEXTに実装される予定のAPI について説明しています。 このAPIは予告なく削除および変更される可能性があります。
ToTitleCase()
現在の文字列の単語の頭文字を大文字に置換します。
戻り値 | |
---|---|
string |
置換後の文字列 |
対応 | |
---|---|
AliceScript | |
AliceSister | |
Losetta |
ToTitleCase(string?)
指定された地域の規則を使用して、現在の文字列の単語の頭文字を大文字に置換します。
引数 | |
---|---|
cultureName |
規則を使用する地域の名前。null を指定すると地域に依存しない処理を行います。 |
戻り値 | |
---|---|
string |
置換後の文字列 |
対応 | |
---|---|
AliceScript | |
AliceSister | |
Losetta |
説明
このメソッドは、現在の文字列をタイトルケースに置換します。 この置換では、頭字語とみなせるすべてが大文字で構成された単語を除いて、単語の先頭の文字を大文字に、以降の文字を小文字に置換します。
このメソッドは、必ずしも言語的に正しいとは限らない結果を返します。たとえば、英語のandやtoなども大文字に置換します。 次の例をご覧ください。
元の文字列 | 言語 | 正しい結果 | 実際の結果 |
---|---|---|---|
war and peace | 英語 | War and Peace | War And Peace |
Per anhalter durch die Galaxis | ドイツ語 | Per Anhalter durch die Galaxis | Per Anhalter Durch Die Galaxis |
les naufragés d'ythaq | フランス語 | Les Naufragés d'Ythaq | Les Naufragés D'ythaq |
cultureName
にnull
を指定したときの動作は、string.ToTitleCaseInvariant()と同じです。
一般に、カルチャを考慮しないでよいケースではカルチャを指定せず関数を実行した方が安全です。
cultureName
には、スクリプトを実行しているコンピューターでサポートされているロケールを使用してください。Windowsで使用できるロケール名については、5 Appendix A: Product Behaviorを参照してください。
例
以下は、alice scriptをタイトルケースに変換して表示しています。