if 文
指定された条件式が真と評価されたときに本文を実行します。
定義
名前空間: Alice
アセンブリ: Losetta.Runtime.dll
ソースコード: Alice.Core.Flow.cs
指定された条件式が真と評価されたときに本文を実行します。
引数 | |
---|---|
condition |
本文を実行するかどうかを表す条件。 |
対応 | |
---|---|
AliceScript | RC1、RC2、GM、2.0、2.1、2.2、2.3、3.0 |
AliceSister | GM、2.0、2.1、2.2、2.3、3.0 |
Losetta | 0.8、0.9、0.10 |
基本
if
文は、指定された条件式がtrue
と評価されたときのみに本文を実行します。
次の例では、fizz
関数に与えられた値が3
の倍数であるときにFizz
を表示します。
void fizz(number num)
{
if(num % 3 == 0)
{
print("Fizz");
}
}
fizz(3);//出力例:Fizz
fizz(5);//出力無し
if-else文
if-else
文は、指定された条件式がtrue
と評価されればif
文中の文が、それ以外の場合はelse
文中の文が実行されます。
次の例では、buzz
関数に与えられた値が5
の倍数であるときにBuzz
を表示し、それ以外の場合はその数を表示します。
void buzz(number num)
{
if(num % 3 == 0)
{
print("Fizz");
}
else
{
print(num);
}
}
buzz(3);//出力例:3
buzz(5);//出力例:Buzz
また、if-else
文は入れ子にでき、else if
のように、他の式と連続して比較することもできます。
else if
は、elif
に省略できます。
次の例では、fizzBuzz
関数に与えられた値が15
の倍数であるときにFizzBuzz
を表示し、3
の倍数であるときはFizz
を表示します。さらに5
の倍数であるときにはBuzz
を表示し、それ以外の場合はその数を表示します。