WSOFTScript 0.07 R4

WSOFTScript 0.07 リリース4を公開しました


taiseiue | 2022-10-29

delegateの強化

delegateオブジェクトは変数の種類に昇格しました

delegateに引数を指定したり、省略形で定義できるようになります

main.wss
delegate:delegate(x,y)<br /> {<br />  beep(x,y);<br /> }

次のように省略表記で記述することも可能です

main.wss
_(x,y){beep(x,y);}

イベントの強化

イベント内のデリゲートは+=、-=で増減できます

引数付きのデリゲートを追加して、doメソッド内で引数を使ってイベントを発生させることができます

main.wss
Event e=Event();
e+=_(x,y){beep(x,y);}
e.do(500,500);

正規表現の実装

次の例では、郵便番号の形が存在するかチェックします

main.wss
string str="012-3456";
true:str.ismatch("\d\d\d-\d\d\d\d");
次の例では、郵便番号の形に合うものをすべて取得します

main.wss
array:str.matches("\d\d\d-\d\d\d\d");
次の例では、郵便番号の形の中から"-"をすべて取得します

main.wss
string:str.matches("(\d\d\d-\d\d\d\d)","[$1$2]");

ファイル/ディレクトリ操作取得

ファイル/ディレクトリのファイルサイズ、最終書き込み日時、最終アクセス日時を取得できます

メモリ使用量の取得

現在のアプリケーションが使用しているメモリをバイト単位で取得します

main.wss
double:env_getmemoryusage()

ディレクトリ内でのGrep

main.wss
array:file_grep(ディレクトリパス,検索パターン,対象ファイルのワイルドカード,大小文字の区別);
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